身近なソーラーパワーで暖房いらず

ワークステーション・ひまわり。さあ、何の名前でしょうか。
これは私の仕事用机のことです。今までは仕事場の机にデスクトップのパソコンがあり、そこで仕事をしていたのですが、寒くなってからはリビングの日当たりのいい場所に移動したのです。
仕事場は北側の部屋です。直射日光が入らず、光が安定しているので絵を描く仕事には向いています。が、いかんせんとても寒かったのです。今までは10月になると机の下のファンヒーターを使っていました。天気のいい、さんさんと日光が降り注ぐ日でもファンヒーターが手放せなかったのです。
ある日、リビングの光の当たる場所で転寝をしたら、とても暖かく、汗ばむくらいでした。この熱を使わない手は無い! そう思った私はさっそく小さなノートパソコンと机をリビングに持ち込みました。
最大の難関は、直射日光が当たるとまぶしくて仕事にならないこと。また、直射日光はお肌にも良くありません(オバサンでも、ちょっと気になりますから)。これを解消するために、黒い布を窓の桟から吊り下げました。カーテンや雨戸を閉めると部屋全体が暗くなるし、足元は直射日光で温めたかったので、上半身だけ陰になるようにしました。写真を参照してください。午前中と午後では光の向きが違うので、机の向きも変えました。これが「ワークステーション・ひまわり」の名の由縁です。
太陽光で足元ポカポカ
日中、足元には直射日光が当たり、リビング全体も光が入って暖かくなっています。夜になってもまだ暖かいのは、床の断熱がしっかりしているからです。
うちは去年から少しずつ床にウレタンのマットを敷いてきました。敷く前と後では、暖かさが全然違います。暖房効率もアップしたし、暖房を消した後も冷えにくいのです。まるで魔法瓶のように。そういう断熱効果を高めた部屋で、暖房器具を使わず日光で暖を取る。なんてエコなんでしょう! と言うより、またこれで電気代が浮く! と思うと、にんまり笑みがこぼれます。
在宅仕事の方は、仕事中の暖房をどうまかなっていますか? 日当たりのいいところで仕事ができるのであれば、ぜひやってみませんか? 床の断熱がしっかりしていれば、暖房はほとんど要らなくなりますから。
今まで、「絵を描く仕事は北側の光が安定しているところで」という思い込みがありましたが、手元と顔の辺りに直射日光が当たらなければ、漫画の仕事は出来るのです。100号の油絵を描くわけではないんだし。この思い込みから開放されたとたん、私の足元暖房は不必要なものになりました。もちろん、雨や曇りの日には少しはつけるでしょうが、晴れた日には要りません。
太陽光発電や太陽熱温水器だけが「ソーラーパワー」ではないんだなあ……。太陽光で暖を取るのもまたソーラーパワーだ、という当たり前のことに気づいた私でした。
1979年マンガ家デビュー。少女マンガから成年マンガ、エッセイなどで活動は幅広い。ゴミを少なくする工夫や、趣味で始めたエコロジーが高じ、今では環境問題を考える講演会でもひっぱりだこ。「きれいに暮らす石けん生活」や「もったいない辞典」など環境関連の著書も多い。また、97年に子宮がんの手術を受け、体験記「はいッ! ガンを治した赤星です!」を出版。近著は、ミネラル豆乳ダイエット(小学館刊)、もっと身体美人(集英社刊)、がん安心講座(エビデンス社刊)。

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- よし
- 2009年11月21日 00:02
3年前にオール電化にリフォームしました。
日照関係もエコに影響が大ですね。
南・西とも我が家は障子ですが、この事には気を使いますね。
参考にさせていただきます。
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- 赤星たみこ
- 2009年11月22日 15:27
よしさん
南と西に障子が入っていると、明るくていいですよね!
障子は光は通すけれど視線は遮るし、気密性はカーテンより高くて暑さ寒さを遮ります。
ソーラーパワーというと、ソーラー発電のほうばかり目が行きますが、日光で温まるという、一番シンプルな太陽の恵みをたくさん使いたいものです。真冬には一番いい暖房ですね!
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